鉄道を少しでも安く乗る方法10選！お得な割引切符・回数券・ICカード活用術

鉄道料金は意外と高くつくこともありますが、実はさまざまな方法で定価より安く乗ることができます。
この記事では、回数券や割引切符、株主優待券、ICカードの活用術など、お得に鉄道を利用する方法10選を詳しく紹介します。

鉄道を少しでも安く乗る方法の比較一覧

ICカード（Suica・PASMO・ICOCAなど）を利用すると、切符購入よりも運賃が数円〜10円程度安くなります。特に首都圏・関西圏の鉄道では、この割引が適用されるケースが多いです。

回数券は、10枚分の料金で11回乗車できるため、約9%の割引が適用されます。鉄道会社によっては、平日用・土休日用・時差回数券などの種類もあります。
しかし、JRが回数券を廃止していることもあり、今後も定期券は縮小傾向にあるものと思われます。

新幹線や特急券、普通乗車券を金券ショップで購入すると、定価より安く購入できます。特に繁忙期を避けた時期は、お得な価格で販売されることが多いです。
都市部の金券ショップでは、自販機でお得な切符を購入する事ができるところも増えてきています。

片道601km以上のJR乗車券を往復で購入すると、片道の運賃が1割引になります。ただし、2026年3月に廃止される事が決定しています。

「青春18きっぷ」は、JR全線の普通・快速列車が1日乗り放題になる切符です。3回（3日分）または5回（5日分）セットで販売されており、全国のJR線の駅から利用できます。ただし、2024年冬季発売分から規制が入り、使い勝手少し悪くなってしまいました。

大都市圏や観光エリアでは、特定の区間のみを割引価格で乗れる切符が販売されていることがあります。
例えば、首都圏週末フリー乗車券では、往復の乗車券と東京フリーエリア内のフリー切符がセットになっているものがあり、通常に乗車するよりもお得に乗る事ができます。

東海道・山陽新幹線を利用するなら、「スマートEX」や「e特急券」を活用すると、通常のきっぷよりも安くなります。しかも、みどりの窓口などに並ばずに購入する事ができるので時間の節約にもなります。

JR東日本の「えきねっと」、JR西日本の「e5489」では、新幹線や在来線特急の早期予約割引が適用されます。座席数が限定されているものの、割引率が大きいので、乗車が決まったタイミングで予約する事をオススメします。

鉄道会社の株主に配布される「株主優待券」を活用すると、新幹線・特急料金を50%割引もしくは全線乗り降り自由切符が利用できます。金券ショップでの購入が一般的で、JRや私鉄各社の路線で適用可能です。

JRきっぷ付きの宿泊プランなど、旅行会社経由で購入すると、新幹線や特急の運賃が大幅に割引されることがあります。

 

鉄道料金を安くする方法はさまざまですが、用途に応じて適切な方法を選ぶことが重要です。
短距離移動ならICカードや回数券、新幹線なら早割や旅行パックが最適です。適切な割引を活用して、賢く鉄道を利用しましょう！